模倣 パロディ(パクリ)について考える ちょっと長いヨ

2017.04.21 Friday

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    久々に避けては通れない道を通ります。

     

    それは

    模倣 パロディ 悪く言えばパクリというものについて。

     

    自分自身、様々なところで様々なものを見、様々な経験をしております。

    その上で思うこと、考えることを書き綴ります。

    にんじんわにはガラス作家とは言えないかもしれませんが(職業的にガラス作家ですが)

    ガラスに関わる人として書かせていただきます。

     

     

    まず初めに、にんじんわに自身いろいろな影響を受け、様々なものを自分の中に吸収しています。

    それは他のガラス作家さんのものを見た時も同じです。なので、自分の作品は多かれすくなかれ、他の作家さんの影響を受けています。

    その上で書きます。

     

    まずはたから見て「完全に」丸パクリだとわかる作品に出会った時、その作品を見たら腹がたちます。

    勝手にどっちがパクっているかを想像しますが、大抵、先に発表された方をオリジナルだと考えます。

    様々な情報にもよりますが自分でどっちがパクリだと決めます。

     

    思えば、にんじんわにの作品はパクられたことがありません。

    自分の中に線が引いてあって、やらしいことを言うと生活をするために販売する作品とそうでない作品があります。

    にんじんわに自身、生活をするための作品は流行っているアイデアを拝借しています。それは水面だったり宇宙だったり

    「きれい」「美しい」「欲しい」が主軸に置かれた作品群です。

     

    そして、生活をするためでない作品たち(厳密に言うと販売するので生活のために作る。自分の色が濃く出た作品たち)。これはパクられた覚えがありません。

    似たようなものが出てきても、あまりそう思いません。

    それほど、自分の作品が個性的だとか、自分にしかできないとか思っていません。誰にでも思いつくモチーフだと思っています。

     

     

    様々な人が自己研磨のために流行っているモチーフ、人気のモチーフ、流行っている素材、流行っている技法を取り入れるのはすごく普通のことで、いいことだと思っています。

    むしろ、それをしないで技術やデザイン力、アイデア力が出てくるわけがないと思っています。

     

    真似することで、模倣元の作品の構造、何を考えて作られたか、何故、きれいなのかがわかります。

    正直言って本当に、丸パクリでその丸パクリによって相手に嫌な思いをさせるのであれば自制したほうがいいです。

     

    自分のアイデア、自分オリジナルの作品だからと思って作品を作っていくと、視野が狭くなるし、エゴが出て排他的になります。

     

    真似された!と思っても気にしないのが一番かなと。明らかなパクリを続けて自分のモノのようにする行為は見てて腹が立ちますが。

    稀に、すぐ似たような作品を作り、続けることでオリジナルより人気が出てしまう方もいらっしゃいます。

     

    逆に真似するほうは、これは真似で自分の本分ではないと考え、研究を重ねていけば自分なりの何かが見つけられるようになるのではないかと思います。そして、真似したという自覚があるならそれを忘れないことです。

     

     

    その場所にあぐらをかいて家を建てぬことです。

    そして、真似される、真似したとビクビク怯えぬことです。

     

    ネットは様々な情報が集まって広大に見えるのですが、日本の人口は1億を超えています。1億人全ての人がネットをしていないと思います。あるものを見て同じ感想を持つとは限りません。全ての人に出会っていませんので今まで会った多数がその意見だと思っても、次会う人も同じだとは限りません。

     

    すべてと思いがちですがある意味、一部です。

     

     

    誤解されるかもしれませんが、自分への自戒と覚え書き的にも書きました。少しでも何か思っていただければ幸いです。

     

     

     

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    コメント
    この話を見て。
    にんじんわにさんが出されている水面のガラスはまさにノーザンライツさんの「水」にしかみえませんが・・・ぱっと見てあれっ?と思いました。
    • by ぽん太
    • 2017/05/10 8:39 PM
    コメントありがとうございます。
    そうなんです。一応、様々な方が水面モチーフを作られていますが、僕も最初に目にしたのがノーザンライツさんでした。
    調べてみると、水面をガラスで表現するのはバーナーワークだけでなく様々な技法で用いられているようです。ただ、その影響を受けた、というのがどこまでがセーフでどこからがアウトなのかわからない状況です。

    作家というのが自分の表現を模索してそれを生きる糧とし、人を癒し、癒されるのであれば、今、僕がやっていることはそれに反することなのかもしれません。

    おそらく、ガラスの作家さんたちをよく知っている方々なら、すぐにパクりだとか、影響を受けていると気がつかれると思い、むしろそうであるからこそ許されると思い、作っているところがありました。何も知らない方が一番最初に自分の水面を見たときのことを考えてなかったかもしれません。
    • by にんじんわに
    • 2017/05/11 3:48 PM
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